2010年01月19日

民主、広がる動揺=小沢氏進退、口つぐむ(時事通信)

 小沢一郎民主党幹事長の元秘書、石川知裕衆院議員が東京地検特捜部に逮捕されて一夜明けた16日午前、同党内では一段と動揺が広がった。小沢氏の進退問題について口をつぐむ議員が多く、党大会を前に重苦しい空気が立ちこめた。
 輿石東参院議員会長は、都内の参院議員宿舎前で記者団が「小沢氏の進退は」と尋ねると、「ふざけるな」と声を張り上げた。原口一博総務相は衆院議員宿舎前で、記者団の同様の問い掛けに無言を押し通し、車に乗り込んだ。
 党大会に先立って開かれた同党の地方代議員会議でもピリピリした雰囲気が漂った。小沢氏が会場に姿を現すと、司会を務めた小沢氏の側近、奥村展三総務委員長が「マスコミの皆さんはお引き取り願います」と、報道陣による小沢氏の冒頭あいさつの取材をシャットアウト。記者団は「取材できるはずだったではないか」などと抗議した。約20分後、小沢氏は「辞任するのか」との記者団の質問に答えず会場を後にした。 

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プログラム不具合が原因=羽田空港の管制システム障害(時事通信)

 羽田空港の管制システム障害で200便以上に影響が出たトラブルで、国土交通省は15日、成田空港とのターミナルレーダー管制一元化で新たに導入したプログラムの不具合が原因だったことを明らかにした。
 国交省によると、不具合があったのは、気象情報をシステムに入力するプログラム。本来の場所ではなく、航空機の位置情報などを入力する部分にデータを送ってしまうプログラムミスがあり、システムの負荷が大きくなって画面上に航空機情報が表示されるのが遅くなったとみられる。 

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2010年01月18日

外国人参政権法案 小沢氏、政府提出に固執(産経新聞)

 永住外国人に対する地方参政権(選挙権)付与法案がいよいよ本格的に動き出した。後半国会ではこの法案が最大の争点となり、夏の参院選を前に大混乱に陥りかねない。この法案の旗振り役である民主党の小沢一郎幹事長は、なぜ政府提出による早期成立にこだわるのか。

 ◆議員立法を一蹴

 「政府は早く法案提出準備をやるべきだ。党は党でやるから政府は政府でやってほしい。動いていないのは政府の方じゃないか!」

 11日の政府・民主党首脳会議。小沢氏の右隣に座った輿石東参院議員会長が、対面して座る平野博文官房長官をにらみつけながらこう言い放った。

 小沢氏が「日韓関係を考えると外国人参政権は政府でやるべきだ」と水を向けたところ、平野氏が「党の方は大丈夫なんですか」と消極的な姿勢を示したことが癪(しゃく)にさわったのだ。

 輿石氏の剣幕に、鳩山由紀夫首相ら政府側出席者は押し黙り、政府提出法案として今国会への提出は決定づけられた。

 永住外国人への地方参政権付与は小沢氏のかねての持論だ。昨年12月に訪韓した際も「来年の通常国会でそれが現実になるのではないか」と大見得を切った。

 元々、民主党では議員立法を画策する動きがあったが、小沢氏が「政府の姿勢を鮮明にするためにも政府提案が望ましい」と一蹴してしまった。

 なぜ小沢氏は政府提出法案にこだわるのか。

 理由の一つとして、民主党内の足並みの乱れを指摘する声がある。この法案には、党内でも反対・慎重論が少なくない。首相や岡田克也外相ら積極派が過去にも付与推進で取りまとめようとしたが頓挫した。衆院選マニフェスト(政権公約)への記載も見送られ、議員立法ならば反対派議員が本会議採決を欠席したり造反する可能性もある。

 ◆自公分断狙う

 これに対し、政府提出法案は党議拘束がかけられることが通例だ。造反すれば厳しい処分が待ち受けており、閣議決定後は表だって批判することは難しい。しかも批判の矛先が党運営を担う小沢氏に向けられることもない。

 もう一つは、小沢氏が「最終決戦」と位置づける夏の参院選をにらんでの判断だとされる。

 昨夏の衆院選で「在日本大韓民国民団」(民団)は、推進派候補に選挙でポスター張りや法定ビラの証紙張りなどで全面協力した。参政権付与に前向きな公明党を自民党から離反させる手だてにもなりえる。参院選の勝利を確実にするために小沢氏は「やれることは何でもやれ」と周囲にハッパをかけており、参政権付与法案もその一つだというわけだ。

 小沢氏の思惑通りに与党内の調整が進めば、参政権付与法案の提出は平成22年度予算案の成立後の4月になる見通しだ。

 ◆終盤国会大荒れも

 ただ、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相が反対を表明している上、自民党は首相や小沢氏をめぐる政治とカネ問題と合わせて地方参政権法案問題も徹底追及する構えを見せる。法案成立をごり押しすれば、終盤国会は大荒れとなり、参院選の行方を大きく左右する可能性もある。

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